この記事ではキャノンのプリンターでTシャツなどの布に印刷する方法について、アイロンプリントの方法を主に紹介しています。また、家庭用プリンターで布に直接印刷できるかも解説しています。
アイロンプリントの方法
家庭用のキャノンプリンターを使って布に印刷したい場合、専用の熱転写シートを使用したアイロンプリントをおすすめします。
好きな図柄をパソコンでデザインしてアイロンプリント用紙に印刷し、Tシャツやトートバッグにアイロンで転写すればオリジナルのグッズが手軽に作れます。
アイロンプリントに必要な物は
- インクジェットプリンター
- アイロンプリントシート
- パソコン
- 図柄をデザインするソフト
- アイロン(最高温度が180℃以上になるもの)
- 転写したい布
- ハサミ
- しっかりした耐熱性の台(アイロン台は不可)
アイロンプリントシートは印刷面の裏に接着剤がついており、印刷した図柄をアイロンの熱と圧力で密着させます。
そのため180℃以上の温度を保ってアイロンに体重をかけ、しっかり熱と圧力をかける必要があるので、アイロン台ではなく安定したテーブルなどに置いて行います。
シートはキャノン純正のもの以外にも他社から様々な種類がでているので、用途に沿ったものを選んでください。
アイロンプリントの簡単な手順は以下になります。
- 画像を編集するソフトでアイロンプリントの図柄をデザインする
- 印刷設定で用紙サイズがA4になっていることを確認し、用紙を「普通紙(左右反転)」あるいは「Tシャツ転写紙」にする。もしお使いのプリンターに「普通紙(左右反転)」「Tシャツ転写紙」の設定がなければ、画像編集の段階で左右反転させて「普通紙」で印刷すればOKです。
- シートが丸まっていれば直してから印刷面に印刷する(何枚か印刷する場合でも1枚ずつセットしてください)
- 印刷後30分ほどシートが冷めるまで置き、図柄にそって切り抜く
- 転写したい布にアイロンをあててしわを伸ばしておく
- 図柄を転写したい布に印刷面を下にしておき、最高温度にしたアイロンで裏から押さえて転写させる
布にアイロンで転写する過程は使用する転写紙によって多少異なりますので、使用方法を確認の上行ってください。
布に転写すると、印刷したときと図柄が左右反転して転写されます。
また、デザインした時と実際に印刷した時の色味が違っていたり、印刷したらインクの滲み・かすれが出たという失敗を避けるために、あらかじめテスト印刷を行ってからシートへ印刷しましょう。
直接布に印刷できる?
アイロンプリントは手軽にできそうだけど、わざわざアイロンで転写するのが面倒、失敗するかもしれない…直接布に印刷できないの?
そう思った方もおられるのではないでしょうか。
Tシャツなど布に直接印刷できるプリンター(ガーメントプリンター、Tシャツプリンターなどと呼ばれます)自体はあるのですが、業務用の大判プリンターになります。
少なくとも数十枚単位で、頻繁に布に印刷する機会があるというのでなければわざわざ購入は考えにくいですよね。
家庭用のプリンターでTシャツに直接印刷するというのは難しいですが、プリンターにセットできる幅までの布であれば印刷できないこともないようです。
プリンターに入っていく側の布の端に厚紙を貼り、プリンターに導入しやすくして厚紙設定で印刷します。
布に直接印刷するときに使用するインクは、水洗いしても落ちにくい顔料インクを使用するのがおすすめです。
染料インクだと水がつくと滲んで色落ちしてしまうので、色止めの処理が必要になります。
家庭用のプリンターは布を印刷することを想定していないので、途中で詰まってしまうなどのトラブルや故障が起こる可能性があります。
直接印刷を試してみる際には、自己責任でお願いいたします。
まとめ
キャノンの家庭用プリンターで布に印刷するには、市販のアイロンプリントシートにデザインを印刷して布に転写するのが手軽でおすすめです。
白い布だけでなく色付きの布にも使えるシートなど、様々な種類があるので一度試してみてはいかがでしょうか。


