
使用したインクの一部は廃インク吸収体に吸収されます。
廃インク吸収体は消耗品なので交換が必要です。
インクジェットプリンターの消耗品としてすぐに思い浮かぶのは「コピー用紙」と「インク」ですが、インクジェットプリンターの消耗品はそれだけではありません。
本記事では「廃インク吸収体」という消耗品の交換方法について解説します。
廃インク吸収体とは?

インクジェットプリンターは、プリントヘッド部分からインクを印刷する紙などに吹き付けて印刷をおこないます。
しかし、すべてのインクが印刷のために使われるのかというと、実はそうではありません。
プリンターを立ち上げた際に毎回何かしら動かしているような音が鳴っていますが、実はあの音はプリントヘッド部分に残留している古いインクを落とすための音です。
また、長期間印刷をしていないときなどにインクが出なくなってしまった際に「ヘッドクリーニング」を実行しますが、その際にもインクを使います。
これらの印刷に使われなかったインクを貯めておく部分が「廃インク吸収体」です。
廃インク吸収体がなければ、不要なインクが本体内にどんどん溜まっていき、最終的に故障してしまうでしょう。
プリンターがずっと使えているのは、廃インク吸収体があるからこそです。
交換のメッセージが出たらすぐに交換しよう

廃インク吸収体が満杯になると、交換を催促するためのメッセージが出ます。
TS5030では、廃インク吸収体の交換に関するメッセージが2種類用意されています。
ひとつは、「インク吸収体が満杯に近づいています」というメッセージで、こちらの場合は満杯には近いものの、まだ少し余裕がある状態なので、プリント作業は可能です。
もうひとつは、「インク吸収体の交換が必要です」というメッセージで、こちらになると吸収体の余裕がほぼ無い状態なので、交換しなければプリント作業はできません。
廃インク吸収体の交換手順

廃インク吸収体は、キャノン製のプリンターに適用される名称で、例えばエプソン製の場合は「メンテナンスボックス」という名称となります。
廃インク吸収体が満杯になった際の交換手順に関してですが、実は廃インク吸収体は交換品を販売していないので、自分たちで交換することができません。
満杯になったら、キャノンのサービスセンターに電話をし、「修理扱い」で交換してもらうことになります。
ちなみに修理代金は軽く10,000円を超えるので、費用面だけで考えると、廃インク吸収体が満杯になってしまったら、新しくプリンターを買い替えてしまったほうが良いかもしれません。
とはいえ、新しくプリンターを購入するとしても、結局同じくらいの出費となるので、できるだけ廃インク吸収体は長持ちさせたいところです。
廃インク吸収体を長持ちさせるためのテクニックのひとつに、「自動クリーニング機能をオフにする」というのがあります。
廃インクが最も多く出るのがヘッドクリーニングなので、この回数をできるだけ少なくすれば、それだけ廃インク吸収体を長持ちさせることができます。
そのほか、インクは純正インクを使用したほうが廃インクが出にくいので、極力純正インクを使用するというのも長持ちさせるための方法のひとつです。


