レーザープリンターを使用していると、トナーが正常に出ないことで印刷が薄くなるなどのトラブルが起こることがあります。
この記事では、ブラザーのモノクロレーザープリンターHL-L2370DNを例に、トナーインクが出ないときの原因と対処方法を分かりやすく解説します。
HL-L2370DNプリンターでトナーインクが出ないトラブルの例

レーザープリンターでは、印刷結果に次のような不具合が現れることがあります。
- 全体的に色が薄い・かすれる
- 白い線が入る
- 一部が白くなる
- 文字がぼやける
これらの症状は、トナーが正常に供給されていないことが原因で起こる可能性があります。原因を確認し、適切に対処しましょう。
まず最初に確認してほしいのがトナーの残量です。操作パネルに「トナー交換」のメッセージが表示されていないか確認してください。
メッセージが表示されている場合は、新しいトナーに交換しましょう。HL-L2370DNに対応しているトナー型番はTN-29Jです。
純正トナーのほか、価格を抑えられる互換トナーも販売されています。品質の良い互換トナーを選べば、印刷コストを抑えることができます。
また「継続モード(連続印刷設定)」がオンになっている場合、印字が薄くなることがあります。
「継続モード」とは、「トナー交換」の表示が出ても一定期間印刷を続けられる機能です。
HL-L2370DNの操作パネルで
「キホンセッテイ」→「トナーケイゾクシヨウ」→「OK」
と設定し、「Go」ボタンを押すことで設定できます。
ただし、このモードでは印刷品質が低下し、しばらくすると印刷できなくなります。表示が出た場合は、できるだけ早めにトナーを交換しましょう。
HL-L2370DNでトナーインクが出ないときの対処法

トナー切れではないのに印字がかすれる場合は、まずテスト印刷を行って症状を確認しましょう。
操作手順は以下の通りです。
- 「プリンター」→「OK」
- 「プリンターオプション」→「OK」
- 「テストプリント」→「Go」
テスト印刷でも色が薄い、白い線が入るなどの症状が出る場合は、次のポイントを確認してください。
【付属品が正しく取り付けられているか】
トナーカートリッジとドラムユニットが正しく取り付けられているか確認してください。一度プリンターから取り外し、再度取り付け直してみましょう。
【トナーセーブ設定がオンになっていないか】
印刷全体が薄い場合、トナーセーブ(トナー節約)モードがオンになっている可能性があります。
操作パネルまたはプリンタードライバーからトナー節約モードをオフにすると、通常の濃さで印刷できます。
これらの方法でも改善しない場合は、ドラムユニットに原因がある可能性があります。次の項目で清掃方法を紹介します。
HL-L2370DNでトナーインクが出ないときのドラムユニットの清掃方法
レーザープリンターのドラムユニットは、トナーを用紙に転写する重要な部品です。
ドラムユニットに汚れや不具合があると、正常に印刷できなくなることがあります。ここではドラムユニットの清掃方法を紹介します。
【ドラムユニットを清掃する】
- HL-L2370DNが待機モードになっていることを確認する
- 「レポートインサツ」→「ドラムヨゴレインサツ」→「Go」
- ドラムチェックシートを印刷し、汚れの位置を確認する
- プリンターの電源を切る
- フロントカバーを開ける
- トナーカートリッジとドラムユニットを取り外す
- 緑色のレバーを下げてトナーをドラムから取り外す
- 新聞紙などの上にドラムユニットを置く
- チェックシートを参考に汚れの位置を探す
- 乾いた綿棒などでドラム表面の汚れを拭き取る
- トナーとドラムユニットをプリンターに戻す
- フロントカバーを閉じる
- 電源を入れる
【コロナワイヤーを清掃する】
- フロントカバーを開ける
- トナーとドラムユニットを取り外す
- ドラムユニット内部の緑色タブを左右に動かす
- タブを元の位置(▼マーク)に戻す
- トナーとドラムユニットを本体に戻す
- フロントカバーを閉じる
ここまで紹介した方法でも改善されない場合は、ドラムユニットの寿命の可能性があります。新しいドラムユニットへの交換を検討しましょう。


