「できる4色インク」を採用したブラザーのDCP-J962Nは、染料カラーインクと顔料ブラックインクを搭載しています。インクが出なくなった時の対処法と手順を解説します。
液晶画面に表示は?
印刷をしても、白紙で出てきたり、特定の色が印刷されなかったりする場合には、本体液晶画面にエラーメッセージが出ていないか?確認してください。
■「印刷出来ません」「印刷品質を保持するために十分なインクがありません」
インク切れなので、インクを新しい物に交換してください。
■「メモリカードエラー」または「メディアエラー」 と表示
メモリーカードが正しく認識できていない可能性があります。
メモリーカードを抜いて、差し込み直してください。
■「カートリッジの色が正しくありません」 または 「カートリッジの色が違います」と表示
インクカートリッジの交換を、行った直後ではありませんか?
間違った位置にセットするとエラーになり印刷できません。
■「室温が低すぎます」「室温が高すぎます」と表示
室温は10-35°Cを目安に室温を上げてください。適正な湿度は20-80%です。
印刷品質のためには、室温が20-33°Cの状態が最適です。
プリンターの液晶画面にエラーメッセージが表示されていない場合は、プリントヘッドの目詰まりでインクが出ていない可能性があります。
しばらく使用していなかった場合は、ヘッドノズルでインクが固まっている事も考えられます。プリンターの電源を入れたままにして、1時間程度放置すれば改善されることがあります。
積極的に改善する策としては、次のようにしてください。
印刷品質のチェックと対処方法

印刷品質チェックシートを印刷しましょう。
■印刷品質チェックシートの印刷手順
- メニューボタン - メンテナンス - 印刷品質のチェックと改善 を押します。
- スタートを押します。印刷品質チェックシートが印刷されます。
- 印刷されたチェックシートで、4つの色の現状品質を確認します。
チェックシートで問題が確認出来たら、プリントヘッドのクリーニングを行います。
■プリントヘッドのクリーニング手順
- 本体のインクのイラストボタンを押します
- ヘッドクリーニング-ノズル詰まりの解決を押します
- クリーニングする色を選びます。問題の発生しているのがブラックだけなら「ブラックのみ」・カラーなら「カラーのみ」で、全色も選択出来ます。
- クリーニングの強さを選択します。「普通」は擦れや筋が少々の場合・「強力」は擦れや筋が目立つ場合・「超強力」は殆どインクが出ない場合に選択してください。
- スタートを押します
プリントヘッドのクリーニングを行っても、完全にインクの出方が正常に戻っていない場合は、再度ヘッドクリーニングを行って下さい。より強度の高いクリーニングを選択するのも一つの手です。
完全に改善しない場合は、同様の操作を5回程度繰り返して下さい。
それでも改善しない場合には、コンセントを入れたままで6時間程度、プリンターを放置して下さい。
その後再度クリーニングを行えば、多くの場合にインクが出ない症状は改善されます。
それでも改善しない場合には、プリンター自体に問題がある可能性があります。
ブラザーのサービス窓口にご相談下さい。
プリントヘッドが目詰まりする原因

プリントヘッドが目詰まりする原因としては、以下があります。
■電源コンセントを抜いたまま、1週間以上が経過
DCP-J962Nは、プリントヘッドのクリーニングを自動で行う機能が付いています。
しかし、コンセントが入っていない状況では行われない事から、目詰まりが発生しやすくなります。
プリントが終了したら、コンセントは入れたままにして、電源ボタンでOFFにしてください。
■電源ボタンを使わずに、コンセントを抜いた
印刷後にプリントヘッドは移動して、キャップをしています。
コンセントで元から電源を断った場合には、キャップを閉められていない状態で止まっている可能性があります。ONOFFは電源ボタンを使用してください。
■インクカートリッジの開封後に6ヵ月以上経過している
印刷を行わなくても、インクは自動クリーニングで減っていきます。
適度に印刷をして(1週間に3から4枚が最低線です)、半年以内にインクは使い切る様にしてください。


