
急ぎの印刷でインクが出ないなどのトラブルが起きると慌てますよね。
しかし、ここはなるべく冷静にトラブル原因を探る必要があります。
単純なところでは「インク切れ」が原因に報告されていますから、正確な項目チェックが大切といえるでしょう。
インクが出ない原因について

印刷時にインクが出ない原因を項目ごとに解説しましょう。
インク残量が0
単純な理由です。
インク残量ギリギリの印刷や、残量検知機能のないリサイクルインクカートリッジ使用時におこるトラブル、と考えてください。
インク残量はプリンター本体ディスプレイやパソコン本体から確認が可能です。
定期的なインクの残量確認を怠らないようにしましょう。
インクカートリッジの取り付け不良
インクカートリッジの交換作業を手順通りおこないましたか?
インクカートリッジをホルダーへ取り付ける際には「カチッ」と音がするまで押し込む必要があります。
取り付け不良状態は、インクが出ないばかりかプリンター本体を傷める可能性があり、注意しなければなりません。
インクカートリッジホルダーを目視してください。
浮いているカートリッジがあれば取り付け不良ですから、確実な取り付けを心がけましょう。
プリントヘッド目詰まりによるもの
いちばん厄介なトラブルがプリントヘッド目詰まりです。
修理・改善に時間がかかり、場合によってはメーカー修理が必要な場合も報告されています。
インク残量が十分あり、カートリッジの取り付け不良がない場合はプリントヘッド目詰まりの可能性が高いでしょう。
はたして、どのような原因でプリントヘッド目詰まりは起こるのでしょうか?
その要因はインク特性にあるとされます。
印刷に必要なインクは粘性をもち、長期間動きがないと固まる性質をもつ点を理解ください。
頻繁に印刷をすれば、インクカートリッジ内およびプリントヘッド内のインクは動き続けます。
いっぽう長期間印刷をしないと、インクに動きがないため粘性が高まり、結果として固まりやすくなるのです。
とくにプリントヘッド部分は外気に触れますから、インク内の微量水分が蒸発して粘性が高まりやすい傾向となります。
十分に注意してください。
プリントヘッド目詰まりの改善方法について

固着したインクを溶かすことができれば、プリントヘッド目詰まりは解消します。
推奨される方法はプリントヘッドのクリーニングです。
プリンター本体にはクリーニング機能が備わっていますから、目詰まり時には活用してください。
ヘッドクリーニングの方法を解説しましょう。
プリンター本体の電源をオンにして、パソコンからプリンタードライバーを起動してください。(起動には「設定」からデバイスとしてプリンターを選べばOK)
プリンター・プロパティの「ユーティリティー」タブから「ノズルチェック」や「ヘッドクリーニング」を選びましょう。
「ノズルチェック」によりインク目詰まりの度合を知ることができますから「クリーニング」の目安にしてください。
「ユーティリティー」タブ内の「ヘッドクリーニング」をクリックすれば、強制的にプリントヘッドへ「インクによる圧力」をかけますので、新しい(流動性のある)インクが固着インクに接触してインク融解が起こり、結果的に問題解決へ向かいます。
プリントヘッド目詰まりの予防方法について

ふだんのお手入れでプリントヘッド目詰まりは予防できます。
もっとも簡単な方法は、定期的に印刷をすることです。
印刷さえすれば、プリントヘッド部分をインクが動きますから、固着するリスクは大幅に減るでしょう。
印刷予定がないなら、電源のオン・オフだけでもOKです。
プリンターは電源をオンすれば印刷準備として少量のインクが動き、簡易なヘッドクリーニング状態となります。
本格的なヘッドクリーニングはインクを大量消費しますから、定期的な印刷および電源オン・オフでインクの節約を心がけてください。


