使用済みのインクカートリッジや、まだインクが残っているカートリッジの処分方法に迷った経験はありませんか。
普段あまり意識しないものほど、いざ捨てようとすると「プリンター インクの捨て方は?」「使用済インクはゴミとして出して大丈夫?」「インク回収はどこかでやってる?」など判断に困りがちです。
最近は、
- メーカーごとに回収方法が違う
- 純正インクと互換インクで扱いが異なる
- 無料回収できる条件が分かりにくい
といった理由で、使用済みインクの処分が分かりづらくなっています。

この記事では、使用済み・残量があるインクカートリッジについて、 回収(リサイクル)と処分(ゴミ出し)の違い も含めて、迷わない選び方を解説します。
※インク切れが原因じゃないかも!? インクが出ない・かすれる時の原因と対処法はこちら
【結論】使用済みインクカートリッジの捨て方は3つ|迷ったら回収を優先
使用済みインク(プリンターインク)の主な捨て方は次の3つです。
- 回収ボックスへ持って行く(純正インク向け/無料回収)
- メーカー・販売店の回収サービスを利用する(郵送回収・訪問回収など)
- 自治体の分別ルールに従ってゴミとして処分する(回収できない場合)
インクカートリッジは使用済みでも残量があっても、処分方法の基本は共通です。
違いが出るのは「純正インクか互換インクか」で、利用できる回収ルートが変わります。
【早見表】状況別|使用済みインクカートリッジの回収・処分方法
「どの方法が一番ラクで確実か」を、状況別に整理しました。
| 状況 | おすすめの回収・処分方法 |
|---|---|
| 少量の純正インク | 回収ボックス(里帰りプロジェクト) |
| まとまった数量の純正インク | メーカー回収サービス(郵送・訪問回収) |
| 互換インク | 販売店・互換インクメーカーの回収サービス |
| インク革命の互換インクが20本以上 | インク革命の無料回収 |
| 回収が難しい/対象外 | 自治体ルールに従ってゴミ処分 (燃える・燃えない・小型家電など) |
純正と互換の違いが気になる方は、「 純正インクと互換インクの違い 」も参考にしてみてください。
使用済みインクカートリッジの回収・処分方法(3パターン)
1)回収ボックスへ持って行く(里帰りプロジェクト|純正インクの無料回収)

回収ボックスは手続き不要で、 使用済みインクカートリッジの回収方法として最も手軽 です。
特に純正インクを使っている場合は、まず検討したい選択肢といえるでしょう。
回収ボックスは、
- 郵便局
- 家電量販店
- 図書館や役所などの自治体施設
などに設置されており、インクカートリッジ里帰りプロジェクトの公式サイトで設置場所を確認できます。
回収されたカートリッジはメーカーごとに仕分けされ、分解・再資源化(リサイクル)されます。
回収ボックスで回収できるもの/できないもの(純正・互換の違い)
回収箱に入れられるかどうかは、インクの種類で変わります。
▶︎ 回収できる(純正インク)
- ブラザー/キヤノン/エプソン/日本HPの純正インクカートリッジ
▶︎ 回収できない場合が多い(互換・リサイクルインク)
- 互換インクカートリッジ
- リサイクルインクカートリッジ
- レーザープリンター用トナー(別回収)
※互換インクを回収している家電量販店も一部ありますが、対応は店舗ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。
2)メーカー・販売店の回収サービスを利用する(郵送・訪問回収)

使用済みインクがまとまった数になった場合や、回収ボックスが近くにない場合は、 メーカーや販売店が提供する回収サービスを利用する方法があります。
多くの場合は、
- Webや電話で申し込み
- 専用箱・着払い伝票が届く
- 空カートリッジをまとめて発送
という流れです。
自宅から発送できる点は便利ですが、
- 事前申し込みが必要
- 対象が純正品のみの場合が多い
- 数量条件があることもある
以下の点には注意が必要です。
なお、メーカー回収は無料のケースもありますが、条件や対象はメーカーごとに異なります。
必ずメーカー公式サイトの案内で最新情報を確認してください。
主要メーカー公式|インクカートリッジ回収案内ページ
※回収対象・回収方法は変更される場合があります。最新情報は必ず各メーカー公式ページでご確認ください。
- キヤノン(Canon):回収対象カートリッジ(対象外製品も含む)を確認できます
- エプソン(EPSON):大量の使用済みカートリッジを宅配業者が引き取りに来る回収サービスです
- ブラザー(brother):Smari/回収箱/里帰りプロジェクトなど、複数の回収方法が掲載されています
- ヒューレットパッカード(HP):HPのインク・トナー回収/リサイクルプログラムの案内ページです
3)自治体の分別ルールに従ってゴミとして処分する(燃える?燃えない?)

回収が難しい場合、インクカートリッジを家庭ゴミとして処分することも可能です。
ただし、インクカートリッジの分別方法は自治体によって異なり、
- 燃えるゴミ
- 燃えないゴミ
- プラスチック資源
- 小型家電回収
など分類が分かれます。
これは「処理方法・制度」が自治体で異なるからです。
実際に、インクカートリッジを「燃えないゴミ」「プラスチック資源」「小型家電」として扱う自治体があります。
必ず自治体の公式ページで「プリンターインク」「インクカートリッジ」の分類を確認しましょう。
環境面を考えると、ゴミ処分は回収が利用できない場合の最終手段として考えるのがおすすめです。
純正インクと互換インクで回収・処分方法が違う理由
純正インクはメーカーが自社製品として設計・販売しているため、 回収後にメーカー側で仕分け・分解・再資源化(リサイクル)しやすい体制が整っています。
そのため、回収ボックスやメーカー回収サービスを利用しやすいのが特徴です。
一方、互換インクはプリンターメーカーが製造した製品ではないため、 純正品向けの回収ルートでは対象外となることが多く、回収しても仕分けや再資源化が難しい場合があります。
そのため、販売店独自の回収サービスや、互換インクメーカーの回収に出す形になります。
互換インクを使用している場合は、処分前に「回収先があるか」を確認しておくと安心です。
無料でインク回収してもらえるケースは?(純正・互換別)
回収には費用がかかるイメージがありますが、条件を満たせば無料回収が可能なケースもあります。
無料回収は主に次の3つです。
| 回収方法 | 純正インク | 互換インク | ポイント |
|---|---|---|---|
| 回収ボックス (里帰りプロジェクト等) |
● | × | 基本は純正のみ。 互換は対象外のことが多い |
| メーカー回収サービス (郵送・訪問回収など) |
● (無料の場合あり) |
× | 対象・条件はメーカーごとに異なるため公式確認が必要 |
| 販売店・互換インク メーカーの回収 |
△ (販売店による) |
● (条件付き無料あり) |
互換インクは販売店・メーカー回収が基本。 数量条件がある場合も |
インク革命の使用済み互換インク回収サービス(20本以上で無料)
インク革命では、過去の注文分を含めて 20本以上の使用済み互換インクカートリッジ がある場合、無料回収を行っています。
インク革命の無料回収の利用方法(手順)
- 次回注文時の備考欄に 「使用済みカートリッジ回収希望」 と記載
- 着払い伝票が同梱される
- 空き箱に使用済みインクカートリッジをまとめて入れ、着払いで返送
まとまった数を一度に処分したい方にとって、利用しやすい回収方法のひとつです。
未使用・インク残量があるカートリッジの捨て方(処分方法)

プリンターを買い替えて使えなくなった未使用インクや、まだインクが残っているカートリッジも、処分方法は基本的に同じです。
回収ボックスに入れる場合も、残量があっても問題ないケースが多く、安心して回収に出せます。
ただし、捨てるのがもったいないと感じる場合は、次の選択肢もあります。
- リサイクルショップやフリマサイトで売る
- 買取業者に依頼する
- 友人・知人に譲る
- 購入店で返品・交換する(期限内の場合)
インクには使用期限があります。長持ちさせる保管方法や使用期限については「 インクの使用期限と保管方法 」も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)|使用済みインク回収・処分で迷いやすいポイント
Q1. 使用済みインクをトイレや排水口に流してもいい?
流さないでください。
インクは水環境への負荷が大きく、排水詰まりの原因にもなるため、カートリッジのまま回収・処分しましょう。
Q2. 互換インクを回収ボックスに入れてもいい?
基本的に純正品のみが対象のため、互換インクは回収できない場合が多いです。
例外的に回収している店舗もあるため、事前に確認してください。
Q3. インクが残っていても回収してもらえる?
回収ボックスや回収サービスでは、残量があっても回収可能なケースが多いです。
ただしトナーなどは別ルートになるため注意しましょう。
Q4. レーザープリンターのトナーは同じ方法で捨てられる?
トナーはインクカートリッジとは回収・処分方法が異なることが多いです。
メーカー回収や販売店のトナー回収を確認してください。
Q5. インクカートリッジは何ゴミ?
自治体によって「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「小型家電」など分類が異なります。
自治体公式ページで確認しましょう。
なぜインクカートリッジは回収した方がいいの?(リサイクルのメリット)

回収されたインクカートリッジはプラスチックやICチップなどに分解され、建材・再生資源・燃料などとして再利用されます。
ゴミとして処分するか、回収してもらうかによって、その後の扱いは大きく変わります。
無理のない範囲で回収を選ぶことが、環境にも自分にもやさしい選択につながります。
まとめ|使用済インクの処分に迷ったら、この基準で選ぼう
インクカートリッジの処分方法は一つではありません。
使っているインクの種類(純正・互換)や数量、手間をどこまでかけられるかによって、適した方法が変わります。
- 少量の純正インク → 回収ボックス
- まとまった数量 → メーカー・販売店の回収サービス
- インク革命の互換インク(20本以上) → インク革命の無料回収
- 回収が難しい場合 → 自治体ルールでゴミ処分
状況に合った方法を選び、無理のない形で「使用済みインクの回収・処分」を進めてみてください。
(参考)公式情報の確認先
回収対象や条件は変更されることがあります。最新情報は次の公式案内を確認してください。
- インクカートリッジ里帰りプロジェクト(回収ボックス設置場所)
- 各メーカー(ブラザー/キヤノン/エプソン/日本HP)の回収案内
- お住まいの自治体のごみ分別ルール
