【ブラザー HL-L2460DW】トナーセーブモードってなに?印刷濃度を変えると印刷はどれくらい変わる?

プリンターの設定をしていて
「トナーセーブモード」や「印刷濃度」といった項目を目にしたことはありませんか?

トナーセーブモードは初心者の方にはイメージが沸きにくいかもしれません。また、印刷濃度の意味はわかるけれど、印字がどのくらい変わるかまではあまり試したことがないかと思います。

そこで今回は、Brother HL-L2460DWを使って、これらの設定を切り替えて印刷するとどのような違いが出るのかを、実際の印刷結果をお見せしながらご紹介していきます。

トナーセーブモードと印刷濃度とは?

検証に入る前に、まずこれらの機能について簡単にご説明します。

トナーセーブモード

HL-L2460DW トナーセーブ設定画面

トナーセーブモードとは、トナーの使用量を抑えて印刷する機能です。
印字がやや薄くなりますが、その分トナーの消費を抑えられるため、社内資料や下書き用途などで使用すると良いでしょう。

印刷濃度

HL-L2460DW 印刷濃度設定画面

印刷濃度は、印刷時の印字の濃さを調整する設定です。
Brother HL-L2460DWでは、−6 〜
+6
の範囲で変更でき、薄い原稿をはっきりさせたり、逆に濃すぎる原稿の濃淡を抑えたりすることができます。

今回使用したプリンターとトナー

今回も、水濡れ耐久検証の記事で使用したこちらのプリンターとトナーで検証していきます。

プリンター

Brother HL-L2460DW(A4モノクロレーザープリンター)

HL-L2460DW本体写真

トナー

インク革命 互換トナー TN32JXL

TN-32J 純正 互換 トナー

インク革命の互換トナーとドラムユニット

▶︎TN32JXL
(ブラック大容量) ブラザー[Brother]互換トナーカートリッジ

▶︎DR32J
ブラザー[Brother]互換ドラムユニット

テスト①トナーセーブモード オン / オフ を比較

まずは、トナーセーブモードの設定によって印刷結果にどれだけの違いが出るかを見ていきましょう。

トナーセーブモードの設定方法

  1. プリンター本体の ▲/▼ボタン「キホンセッテイ」を選択して「OK」
  2. ▲/▼ボタン「ショウエネモード」を選択して「OK」
  3. ▲/▼ボタン「トナーセーブ」を選択して「OK」
  4. ▲/▼ボタン「オン」または「オフ」を選択して「OK」
    ※「*」がついている方が現在設定されているモードです
HL-L2460DW トナーセーブモード オフ

文字原稿

HL-L2460DW 文字印刷トナーセーブ比較
HL-L2460DW 文字印刷トナーセーブ比較 拡大

細かい文字の印字を検証するため、インク革命公式サイト内の「よくあるご質問」ページを印刷してみました。トナーセーブモードをオン(=トナーの使用量を抑える)にした右側の印刷物の方が、若干色が薄いのがおわかりいただけるでしょうか。

写真原稿

HL-L2460DW 写真印刷トナーセーブ比較

写真を印刷してみたのがこちらです。先ほどの文字原稿よりもはっきりと、トナーセーブモードの切り替えによる色の変化が見て取れるかと思います。

なお、公式オンラインユーザーズガイドを見ると、写真原稿の場合のトナーセーブモード利用は推奨していないようです。

HL-L2460DW 公式オンラインユーザーズガイド

テスト②印刷濃度の違いを比較

次に、印刷濃度の設定による違いを検証します。今回は印刷濃度を、最大の「+6」、最小の「−6」に変更して印刷しました。

印刷濃度の設定方法

  1. プリンター本体の ▲/▼ボタン「プリンター」を選択して「OK」
  2. ▲/▼ボタン「インサツノウド」を選択して「OK」
  3. ▲/▼ボタン数字を選択して「OK」
    ※-6から+6まで13段階の設定ができます
HL-L2460DW 印刷濃度 -6

文字原稿

HL-L2460DW 文字印刷印刷濃度比較
HL-L2460DW 文字印刷印刷濃度比較 拡大
HL-L2460DW 文字印刷印刷濃度比較 標準も並べる

印刷濃度の最小値(-6)、最大値(+6)、そして標準(0)も一緒に並べてみました。
好みもあると思いますが、濃い方が文字がよりくっきりして読みやすいかもしれませんね。

写真原稿

HL-L2460DW 写真印刷印刷濃度比較
HL-L2460DW 写真印刷印刷濃度比較 標準も並べる
HL-L2460DW 写真印刷印刷濃度比較 黒つぶれ

写真の場合は濃さの違いがよりはっきりわかりますね。
画像にもよると思いますが、最大値(+6)まで濃くしてしまうと、一部黒つぶれしてしまう箇所もありました。

テスト③印刷濃度とトナーセーブモードは同時に設定できる?

ここまでの検証で、トナーセーブモードをオンにすると印字はやや薄くなり、印刷濃度を低く設定した場合も同様に印字が薄くなることがわかりました。

それでは、印刷濃度を「−6」に設定したうえでトナーセーブモードをオンにすると、さらに薄く印刷されるのでしょうか。
それとも、トナーセーブモードは印刷濃度が標準(0)のときのみ有効で、印刷濃度を変更すると影響しなくなってしまうのでしょうか。

この点が気になったため、引き続き検証してみることにしました。

濃度「−6」でトナーセーブ オフ / オン を比較

HL-L2460DW 濃度−6トナーセーブ比較

印刷濃度を最小値に設定した状態で、トナーセーブモードを切り替えて印刷しました。

両者を並べてみてもほとんど違いがありません。この結果を見ると、印刷濃度を変更するとトナーセーブモードは無効になってしまうのでは、という印象を受けます。

そこで、さらに条件を変えて検証を続けてみます。

濃度「+6」でトナーセーブ オフ / オン を比較

HL-L2460DW 濃度+6トナーセーブ比較

印刷濃度を最大の「+6」に設定した状態で、トナーセーブ オフ / オン を切り替えてみたところ、オンにした右側の印刷物の方が、全体的に少し色が薄く印刷されました。

このことから、印刷濃度を変更した場合でも、トナーセーブモード自体はきちんと機能していることが分かります。

濃度「−6」で検証した際に違いが分かりにくかったのは、もともと薄く印字される設定であるため、トナーセーブモードをオンにしても、それ以上大きな変化が出なかった可能性が高そうです。

まとめ|トナーセーブ「オン」を基本に、濃度で調整するのがよさそう

今回の検証では、トナーセーブモードと印刷濃度を切り替えた場合の印刷結果の比較を行いました。

トナーセーブモードをオンにすると、文字・写真ともに色がやや薄くなり、特に写真原稿では違いがはっきり出ました。印刷濃度を変更した場合は、設定値に応じて印字の濃さが変化することも確認することができました。
加えて、印刷濃度を変更した状態でもトナーセーブモードの機能は有効であることもわかりました。

これらを踏まえると、普段はトナーセーブモードをONにしておき、印字が薄いと感じたときに印刷濃度で微調整するという使い方をすると、印字の見やすさとトナーの節約を両立しやすいと言えそうです。

設定を少し見直すだけでも、印字の印象やコストは変わってきます。ぜひ、ご自身の好みに合わせて試してみてくださいね。

さらに印刷コストを抑えたい方には、今回も使用したインク革命の互換トナーがおすすめです。設定を工夫した上で併せて使用すれば、よりリーズナブルで快適に印刷を続けられますよ。

今回の検証で使ったトナーとドラムユニット

▶︎TN32JXL (ブラック大容量) ブラザー[Brother]互換トナーカートリッジ

▶︎DR32J ブラザー[Brother]互換ドラムユニット

この記事の制作・監修
小島 啓司

執筆

小島 啓司

インク革命編集長・コンテンツ編集責任者

株式会社シー・コネクト 執行役員

インク革命編集長として、プリンター・インク関連コンテンツの企画、編集、品質管理を担当。

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高

検証

インク革命編集部・品質検証責任者

株式会社シー・コネクト 品質検証責任者

互換インク・トナーの認識率、印字品質、色味、耐水性、目詰まり、紙詰まりなどの検証を担当。

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嶽本 泰伸

監修

嶽本 泰伸

代表取締役社長・記事監修責任者

株式会社シー・コネクト 代表取締役社長

インク革命の事業責任者として、記事内容の信頼性、正確性、利用者目線の妥当性を監修。

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