キヤノンTS8030は、大幅に小型化したコンパクトな筐体に、写真に強い染料インクと文字に強い顔料インクを使用する、6色ハイブリッドインクを搭載しています。交換手順と注意点を解説します。
TS8030のインク

プリンターを使っているパソコン画面上や、プリンターの液晶パネルにインク残量に関するエラーや警告のメッセージ出ている場合は、インク交換が必要です。
警告表示やエラー表示が出ると、印刷だけでなくスキャンする事も出来ません。
インクの品質を改善するクリーニングも、インク残量が無い・少ない場合は行う事が出来ません。
Canon IJ Printer Utility2をインストールして、ポップアップメニューからインク情報を選択すると、イラストでインクの状態が表示されます。
更新をクリックすると最新の状態が表示され、カーソルを合わせるとインク型番とインクの状態が表示されます。
印刷する内容によって、インクの消耗は大きく変わります。
多様な組み合わせで色を表現するため、実際に印刷したものから受ける印象とは、色の減り方が異なっている事も珍しくありません。
無くなっている色が1色だけ無くなっているなら、その色だけ手配しても良いですが、近いうちに無くなりそうな色があれば、この機会に入手しておく方が安心です。
純正品のインクは、家電量販店や通販で入手する事も出来ます。
TS8030はインクが6色あります。セット型番はBCI-371+370/6MPです。
バラでは、BCI-370PGBK(顔料ブラック)・BCI-371BK(染料ブラック)・BCI-371C(染料シアン)・BCI-371M(染料マゼンタ)・BCI-371Y(染料イエロー)・BCI-371GY(染料グレー)で、顔料インクのブラックはテキストを印刷するのに使うので、サイズが大きめになっています。
キヤノン純正品以外に、サードパーティーが製造する互換品があります。
互換品にはカートリッジごと交換するタイプと、インクカートリッジをそのまま利用して、インク出口にインクを垂らして利用する補充インクが有ります。
カートリッジは寿命が有る繊細な物で、複数回利用する事による劣化があり、インク切れをメモリーするICチップを搭載している事と、詰める手間を考えれば、補充インクはオススメしません。
インク交換時の注意点

インクカートリッジの交換には、以下の点を注意して下さい。
○インクカートリッジ以外には手を触れない
インク交換は、本体内部を露出させて行います。金属部分や、他の部分に触れない様に注意して下さい。
プリントヘッドホルダーが動いている時に、手で止めたり、無理矢理動かしたりする事は止めて、動きが止まるまで手を触れないで下さい。
○インクカートリッジは丁寧に扱う
側面を強く押すと、インクが飛び散る可能性が有ります。インク出口に触れると、手が汚れる場合が有ります。
○インクカートリッジの交換は1本ずつ
一度に複数のインクカートリッジを外さないでください、必ず1つずつの交換にしてください。
インク交換手順

以下の手順で交換してください。
インクの位置を間違える・インクの正しくセットされていない場合は、印刷出来ません。
セットされていないインクカートリッジが有る場合、印刷は出来ません。
- 電源がONになっていることを確認して、スキャナーユニット・カバーを空けると、プリントヘッドホルダーが、インク交換位置に自動的に移動します。
- インクランプの点滅が速くなっている、インクカートリッジの固定つまみを押して、インクカートリッジを持ち上げます。
- 新しいインクの保護フィルムやキャップを慎重に取り外して、プリントヘッドに向かって斜めに差し込みます。
- カートリッジの上面をカチリと音がするまで押して、固定します。インクランプが点滅から点灯に変わったことを確認してください。
- スキャナーユニット・カバーを、一旦持ち上げてからゆっくりと下げます。液晶画面にメッセージが表示されたら、OKを押して終了です。


