エプソン製プリンタのインク交換について

プリンタは本体価格の割に消耗品であるインクコストが高いです。ここではエプソンプリンタの純正インクと互換インクの比較、インクの交換方法と注意点などについて紹介します。

エプソンプリンタ互換インクについて

プリンター

プリンタの本体価格は機能や性能が向上する割に低価格化が進む一方でインクカートリッジの価格はあまり変化がなく、常に高いという印象を持っていませんか。

ここで言うインクカートリッジとはエプソン純正品のものを指します。他方で非純正品の互換インクは、これに比べてかなり安価で中には半額程度のものもあります。

安く手に入るのであればそちらを使用したいと誰もが考えるわけですが、そもそも純正品と比較して互換インクはどの様な違いがあるのでしょうか。

1点目は品質の差です。光などへのインクの耐光性、水に対する耐水性、画像の精細度や色再現性、長期間の保存による劣化しにくさ、このような性能を比べるとどうしても互換インクは劣ります。従って、アルバムなどに長期間保存するような用途として使う場合は純正インクを使った方が得策です。

2点目は製品保証の問題です。純正インクの場合は購入後1年以内ならインクカートリッジに起因する不具合に対して、無料で新品との交換ができます。他方、互換インクの場合には一般的にこのような製品保証はなされません。

3点目は互換インクの場合、インクの入れ替えにはそれなりのテクニックもしくは慣れが必要ということです。

互換インクの交換方法と注意点

プリンター

互換インクへのインクの交換はそれなりのテクニックや慣れは必要ですが1回経験すればさほど大変ではありません。交換手順は、リセッターという専用の治具を使ってインクカートリッジにリセットをかける、インクを充填するという流れになります。

プリンタを使用していると「インクの残量が少なくなりました。」のようなメッセージ表示を見かけます。インクカートリッジに内蔵するインクの「残量検知」機能で、インクの残量をプリンタ本体に知らせ、これをPC側で読み取ることで表示しています。このインクの「残量検知」機能を働かせるためにインクカートリッジの基板上にインク残量が常に記録、更新されています。最終的にインクがなくなった場合に「インク残量ゼロ」の情報が書き込まれます。プリンタがインク残量ゼロを読み取った場合、プリンタのヘッドを保護するために印刷要求があってもこれを抑制します。その結果、互換インクを入れても、この「インク残量ゼロ」の情報を書き換えなければ印刷することは出来ません。

そこで、このカートリッジの基板上のインク残量の情報を「満タン」に書き換えるとともにその状態れを維持させる変更を行うために使うのがリセッターです。リセッターにはプリンタなどで使用されるタイプBのUSB端子が付いていてそこから電源を供給します。リセッター本体にはインクカートリッジ基板上のパターンにあてるピンが複数本用意されています。リセッターの電源を入れたあと、リセッターのピンをカートリッジ基板上のパターンにあてます。するとLEDランプが緑色に点灯しますので、そのままの状態で5秒間待ちピンを外せば終了です。

次に互換インクに付属された操作手順に従って互換インクへの入れ替え作業を行います。インクの入れ替え作業完了後、互換インクが充填されたカートリッジをプリンタ本体に取り付けます。カートリッジを取り付けたあと、まずはテスト印刷を行い、正常に印刷できることを確認してください。

まとめ

プリンター

エプソン社純正のインクカートリッジは高価なため、さほど高い品質を求めないのであれば非純正の互換インクでも問題はありません。但し、互換インクは安い分、色々とリスクがありますので、それらを理解した上で使用しましょう。

この記事の制作・監修
小島 啓司

執筆

小島 啓司

インク革命編集長・コンテンツ編集責任者

株式会社シー・コネクト 執行役員

インク革命編集長として、プリンター・インク関連コンテンツの企画、編集、品質管理を担当。

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高

検証

インク革命編集部・品質検証責任者

株式会社シー・コネクト 品質検証責任者

互換インク・トナーの認識率、印字品質、色味、耐水性、目詰まり、紙詰まりなどの検証を担当。

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嶽本 泰伸

監修

嶽本 泰伸

代表取締役社長・記事監修責任者

株式会社シー・コネクト 代表取締役社長

インク革命の事業責任者として、記事内容の信頼性、正確性、利用者目線の妥当性を監修。

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